ホームデコレーションでの照明の使い方

ホームデコレーションでの照明の使い方

ホームデコレーションは空間演出方法の1つとして注目を集めますが、照明を活用することがポイントとなります。人は温かみのある色を見るとリラックスする特徴があるので、落ち着きを感じさせたい場合は、色温度の低い暖色系の照明を用いるのが基本的なテクニックとして有効です。色温度が低い、あるいは暖色系のイメージが湧かない場合は、リラックス空間のインテリアデザインを写真に収めた、Pinterestのカテゴリを参照してみることをおすすめします。

Pinterestには室内装飾、ホームデコレーションといったカテゴリがあるので、簡単に参考になる写真を探すことができます。リラックス重視のインテリアデザインに挑戦したいのであれば、暖色系の間接照明を足元に用いたり、テーブルランプを活用するテクニックを実践してみるのが良いでしょう。間接照明は光源の位置が分かりにくく、光が当たる部分だけが明るくなっている印象を与えるので、洗練されたインテリアデザインに最適です。テーブルランプもおしゃれな雰囲気作りに役立ちますし、そのままテーブルに設置するだけでもかなり違います。スタンドライトは光源の位置が分かりやすく、光が直接目に飛び込むこともあるので、明るさを感じさせてしまいがちです。

リラックスを目的としたホームデコレーションにおいて、直接目に入る光はNGですから、そこに注意しながら選定したり設置することが大切です。テーブルランプはキャンドルで代用することも可能で、キャンドルであれば火のゆらめきが心の落ち着きに一役買ってくれます。アロマキャンドルなら香りによる演出も加えられるので、ホームデコレーションの幅が広がるでしょう。

スポットライトは特定の部分を強調したい場合に使うものですが、天井に向けて設置したり、壁に向けるテクニックもあります。頭上から真下に向けたり、人のいる方に向けると眩しく感じさせますが、天井や壁なら光が適度に拡散されて印象が柔らかくなります。それから、複数のスポットライトを組み合わせることで表現の幅が広がりますし、壁に絵を設置して照らすといった使い方もできます。

いずれにしても、照明の使い方はセンスが問われますから、ホームデコレーションに挑戦するならインテリアデザインの基本を頭に入れて試行錯誤したいところです。インテリアデザインの例は参考になりますし、ランプやスポットライトと装飾の用い方、組み合わせ方を知るだけでも勉強になって表現力が上がるでしょう。