自身のインテリアデザインスタイルを見つける

自分の好みでない、気に入らないインテリアの中で生活するよりも、自分の好きなテイストの室内装飾で過ごした方が気分は良いものです。どのようなインテリアが好みなのかということは、自分にしかわからないものです。様々なインテリアデザインスタイルがあるので、自分にとって心地の良いと感じるスタイルを見つけてみると良いでしょう。


インテリアデザインに関しては、地域ごとに気候や風土、文化などに差があるので、独自のデザインが生まれるといってもよいでしょう。一つ目がアメリカンスタイルと呼ばれるもので、開拓時代のログハウスの印象が強いものです。おしゃれな西海岸スタイルやブルックリンスタイルなどもこれに該当します。

近年注目を集めているのは北欧のデザインで、白を基調にし、ここにカラフルな差し色を入れたタイプです。シンプルで直線的なデザインが特徴といえるでしょう。日照時間の少ないエリアで、どのように自宅の中で快適に暮らすことができるかということを考えられてつくられています。

それとは対照的に南欧スタイルと呼ばれるものは、フランスのプロバンス地方を代表とするものです。地中海スタイルなどと呼ばれることもあるでしょう。白い漆喰の壁が特徴的ですが、これは強い日差しと冬の寒い風を防ぐためのものです。1年を通し温暖な気候に属していることから、のんびりとした素朴なイメージがあるかもしれません。これに加えフランスらしいおしゃれさも兼ね備えた人気のスタイルと言えます。

そして中国風のインテリアスタイルがアジアンスタイルです。赤やゴールドなどといった派手な色を使っているのが特徴の一つと言えます。タイなどといったリラックスしたビーチリゾートをイメージしたもので、エスニックなカゴを取り入れることにより雰囲気を出しやすくなります。


最後にアフリカの民族住居をイメージしたアフリカンスタイルですが、この地域では暑さをしのぐために白い壁や木材などを使っているといった特徴があります。独特な原色が使われているのも特徴といえるでしょう。パワフルでありながらプリミティブな魅力があります。北アフリカやモロッコの場合には、イスラム文化に属することは幾何学模様を多用するといった特徴もあります。そのほかにも時代によってインテリアが異なったり、古さを楽しむといったものも一つです。地域の特性や時代背景などを考えながら決めていくのもった一つの楽しみ方となります。